Everything That Makes Me Happy

東京在住の30代が好きなモノやコトを記録するためのブログです。

2022年をむかえて

新しい年を迎えました。2022年。あけましておめでとうございます。

2022年をどのように過ごしたいか、今の気持ちを残しておきたくて、久しぶりにブログを開いた。SNSに短い新年の抱負のようなものを投稿していたこともあったけど、誰かに見てコメントしてもらうためでなく、自分自身の静かな確認作業のようなものとして残したいと思った。手帳やノートブックに記してもいいのだけれど、文章はPCでタイピングすることに慣れきってしまっているし、この方法が一番自分の考えがまとまりやすい。Evernoteのようなメモ帳アプリに残してもいいのだけれど、誰かが見るかもしれないという適度な緊張感がちょうどよい。2021年にブログを書き始めて続かずにいたけれど、この場所があってよかったなと思う。

 

2021年をふりかえって

今年のことを記そうとすると、去年の振り返りからつなげたくなるもの。とはいえ、本気で振り返り始めると時間がかかりそうだから簡単に。

このブログの初投稿を見ると、年末にあるプロジェクトが大炎上して、火消ししたものの燃え尽き症候群になっていた。そんな始まりだったのだなと懐かしく思う。その時のダメージは、結局年度末の3月くらいまで引きずったのでした。

最初こそやる気が出ない感じだったけれど、良いプロジェクトに恵まれた年だったなと思う。

  • 周囲の助けもあり、自分の投げかけからスタートしたプロジェクトが形になった。
  • 5年くらい緩やかに続いているプロジェクトが、学生時代から興味のあるテーマへとつながり、これまでとは違う形で、濃く関われるようになった。その一連の展開の中で、今までのプロジェクトの経験が活きていると感じられた。
  • 多様なテーマかつセクターのプロジェクトをバランスよく実施することができた。

今の仕事について、もうすぐ10年。最初はしんどいことばかりだったけれど、年を経るごとに経験が蓄積され、昨年はそれを活かして焦らず仕事ができた気がする。10年経ってようやくか…と自分でも思うけれども、経験が血肉となってきた感じ。足りなかった点としては、提案のリードはできていたけれど、自ら仕事を創り出す初動が少なかったこと。これはずっと抱えている課題であり、しっかり向き合って自分らしい解決策を創り出したい。

仕事以外では、趣味=甥の1年でした。保育園の送迎、お着替え、オムツ替え、お風呂、歯磨き、寝かしつけ、ご飯の用意とサポート、病院の付添と、親の大変さには及ばないけれど、一通りのことは齧らせていただきました。日々新しいことを習得し成長する姿を側で見せてもらえること、"してあげたい"と無条件に思えることに心から感謝したい。”あげる”だなんて、烏滸がましい言い方かもしれないけれど。今この瞬間に笑ってくれているだけで、私の方が本当にたくさんのものを受け取っているなと思う。

そして最後に、物欲が爆発した1年でした。SNSを見ては購買意欲が刺激されてオンラインでポチり、リアル店舗では試すだけと思っても結局欲しくなってレジへ。外出自粛でお出かけの機会も減っているのに、洋服が欲しくなる不思議。自粛太りに危機感を覚えてダイエットを始め、8ヶ月近くかけて徐々に10kg近く体重が落ちて、おしゃれが楽しくなったのが大きいかも。食に関しては、美味しいパティスリーやベイクショップ、パン屋さんで買い込んで、お家で楽しむことが多かった。近所に美味しいお店があってよかった。日々に彩りを添えてくれてありがとう。

新年を迎えてしまったけれど、人の買ってよかった投稿を読むのが好きなので、自分でも書いてみたい。

 

ご機嫌に、寛容に、思いやりを持って

2022年は、ご機嫌に、寛容に、思いやりを持って過ごしたい。

20代から30代にかけて、自分のことしか考えてこなかったなと思う。自分に足りないものを埋めること、”より良い”自分になることに精一杯で、そうしないと幸せになれないと思っていた。自分の頑張りを認めてほしい、認められたいとばかり思っていた。

今の自分が”駄目”だからではなく、今のありのままの自分も”素敵”だけれど、わくわくするから、好きだから、面白いから、挑戦する。怠け癖が出てしまったり、締め切りギリギリまで手をつけられなかったり、駄目なところもあるかもしれないけれど、自分を叱責するのではなく、駄目な自分も含めて受け止めて前を向けるようになる。

まだ完璧に腹落ちしているわけではなく、脳で分かろうとしているところがあるけれど、甥っ子のおかげで”存在するだけで良い”って本当にあるんだと心から思えたからこそ、この感覚を広げていきたい。

こうあるべき、に他者をはめてジャッジするのではなく、寛容に。

他者を羨んだり、比較して卑屈になったり奢ったりするのではなく、思いやりを持って大事にする。でも、それは迎合や忖度と同義ではないから、自分の考えは持って誠実に伝える。

何よりもご機嫌に。好きになったり、楽しんだり、驚いたり、わくわくしたり、喜んだり。周りの評価ではなく、自分軸を大事にしてご機嫌に過ごしたい。よろしくね、2022年。